土間のある家を考えている方へ | 間取りの正しい考え方をお伝えします

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家の中に土間を採り入れたいという方も多いのではないでしょうか。

町家や民家的な空間デザインへの憧れであったり、外部との繋がりも考慮したオーガニックな生活スタイルだったりと、理想的なイメージを考えている方もいるかと思います。

本記事では、土間空間をつくる上での間取りの考え方と、注意点についてお伝えします。土間のある空間を検討している方はぜひ参考にしてみてください。

1 間取りの考え方

玄関空間をリビングの延長として捉える

玄関空間をリビングの延長として捉えることは古民家にも通ずる間取りです。

古民家の場合、10畳くらい、あるいはそれ以上の土間があったりしますが、通常は4~6帖程度確保できると、少し面白い空間ができてきます。

このとき単に玄関空間だけ広くするのではなく、広間と連続性を持たせると効果的です。

そうすることで、玄関が単に出入りのためだけでなく広がりをもたらす空間として機能するようになります。お気に入りの自転車や家具などを置く方も多いですね。

このほか薪やペレットストーブなどを置いて採暖の場所とし、更に上部を吹き抜けにして熱が循環する仕組みを与えれば冬場の暖房効率が上げることもできます。

リビングルームとの境は、開閉可能の扉やパーテーションを入れたり、格子状の目隠し壁を部分的に設えることで、来訪者との視線を遮ることができます。

屋外と連続性のある生活

外に家庭菜園を設けようと思っている方であれば、採れたての野菜を土間空間に持ち込んでキッチン作業に連結させるのもいいですね。

郊外型の住宅であれば、土間空間が外部に開放することができ、縁側のようにすることもできます。アクティブに使うのなら、土間に排水口を設けておくと良いでしょう。

通り抜けが出来る土間

趣味がある人であれば、工作作業やアウトドア用品の手入れが行えたり、多少乱雑にしておいても構わない場所が欲しいと思うかもしれませんね。
そうした場所に繋がったり通り抜けたりできると便利になります。さらに、建物裏手のカースペースに接続したり、生活の裏動線と兼ね併せたりすることもできます。

そうすることで建物の脇を抜けるよりもずっと使いやすくなります。

SOHO的な使い方

自宅で仕事を行いたい場合、内容によっては土間の方が使いやすいこともあるでしょう。

玄関を自宅と兼用するか別にするかは内容や家族形態、来訪者の頻度によりますが、プライベートと仕事場をどうわけるかを考えることが大切です。
壁で固定的に仕切ることだけで無く、ブラインドやスクリーン、衝立などの可動部材を効果的に使うのも良いでしょう。

 

2 土間の間取りを考える際の注意点について

「土間」というイメージに囚われ過ぎてしまうと、実際に生活してみて「失敗だったな…」と思ってしまうこともあります。
土間を無理やり造ってしまうと、住まいのボリュームの中で無駄なスペースが多くなってしまいかねません。

特に通り抜けの土間は、それがあることで建物が大きくなることもあり、金額にも影響しますので、十分に検討するようにしてください。

また、土間のある家としての個性をより持たせたいとき、土足の生活を大きく採り入れることで効果的になります。

例えばキッチンを始め水廻り空間は全て土間であったり、加えてダイニングスペースも土足にして庭とつながった半屋外的に設えたりといったものです。

極端に言うと、入浴や就寝以外は全て靴の生活にするといった欧米スタイルに行き着きます(随分趣が変わってきますが..)。

また、動線や靴の脱ぎ履き、掃除等について、許容できるかどうかもしっかり検討しましょう。

そして、土間というと多くの場合、固いコンクリート系の下地にタイルや左官系仕上げを想定されることが多いと思います。
これらは熱容量の高い素材であるため、そのままだと夏場以外は冷えを感じやすくなります。
ですので、土間スペースが広くなるようであれば、埋込型の床暖房を活用して蓄熱性を活かすとよいでしょう。

3 まとめ

土間のある住まいは、つくりかたによって空間に広がりを与え、快適性や個性をもたらすことが可能です。
趣味や仕事に通ずるような明確な目的のある人にも結構良かったりします。できれば見た目のデザイン性だけではなく2次的3次的な効果が得られるような機能が持たせられると良いですね。

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