プロが教える注文住宅でこだわりたい3つのポイント

プロが教える注文住宅でこだわりたい3つのポイント

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注文住宅は普通の住宅とは違い建主のこだわりを出すことができるオーダーメイド住宅です。

「ああしたい」という希望があるからこそ注文住宅を建てるはずなので、こだわりということはとても重要なポイントです。

完全なオーダーメイドの注文住宅は、既に出来上がっている建物を買う建て売りとは異なり、初めから業者と相談しながら建てていきます。
更に“建てる”という中でも、決まった仕様から選ぶのではなく、施主の様々な希望を取り入れて建てるのが真の注文住宅と言えます。

住宅に対する考え方は人それぞれで、部屋数や広さなど一定の条件が満たされて金額が折り合えれば良しと考える人から、間取りからデザインや使い勝手・性能などいろいろな部分にこだわって建てたいと考える人まで様々です。

しかし、注文住宅を考えている人には是非「こだわり」を持って建てていただきたいと考えております。

とはいえ、何にこだわればいいか分からないという方も多いかと思います。

そのような方のために、この記事では注文住宅を建てるときに「こだわるべきポイント」についてお伝えしますので、ぜひ参考にしてください。

1.注文住宅を建てるときにこだわりたい3つのポイント

注文住宅を建てる際こだわるべきポイントは、大きく分けると主に下記3種類になります。

A.間取り・動線・使い勝手などの「家のプラン」
B.デザイン・材料・素材などの「家の雰囲気」
C.耐震・省エネ・断熱・快適設備などの「家の性能」

それではそれぞれについて以下で詳細を見ていきましょう。

1−1.家のプラン

plan「家のプラン」でこだわりたいのは、まず「収納の位置」です。

意外と思われたかもしれませんが、収納の位置をこだわることがとても重要なポイントなのです。

私たちが普段生活をする上で収納スペースは暮らしやすさにとても影響します。

SUUMOによると、注文住宅を建てるときに「収納のつくりで失敗」したという人が最も多くなっています

先輩136人の「しまった!」ランキング

1位:収納のつくりで失敗 98人
2位:部屋の広さで失敗 72人
3位:音の伝わりで失敗 68人
4位:配線計画で失敗 63人
5位:視線で失敗 47人

SUUMO「先輩136人の「しまった!ランキング」でわかった、失敗しない間取りのつくり方

収納量が不十分だった、収納が使いづらいといったことは実際に使い始めて気付くものです。
そうならないよう、事前にきちんと計画しておくことが大切です。

また「使い勝手」も重要なポイントです。

家事動線やドア・引き戸の種類など、将来バリアフリー的に使えそうかチェックするのも良いでしょう。

こうした間取りの考え方については以下の記事で詳しく解説していますので、参考にしてみてください。

都市部に家を建てるなら知っておきたい30坪・2階建の間取りの考え方について
平屋・30坪の家を建てる方に伝えたい間取りの考え方

1−2.家の雰囲気

施主のこだわりを出せる注文住宅ですから、デザイン・材料・素材といった「家の雰囲気」にもこだわりたいところです。

デザインは和風から欧風、都市型など様々あり、注文する会社によってもスタイルが異なります。
設計・施工事例など良く確認し、あなたのイメージに合うところを見つけるようにしたいですね。

また、見た目だけでなく材料や素材で変わるのを知ることも大切です。

例えば床や階段、棚板や巾木を無垢材にすることで、家に「暖かみ」をもたらします。
木が本来の持つ優しい肌触りを感じることもできるので、とても気持ちのいい空間にすることができるのです。

また、木の種類の違いや漆喰・珪藻土といった自然素材の塗り壁などを使うことで素材が醸し出す雰囲気を味わうことができます。

このように、ただ見た目がいいから満足というだけではなく、自分がその家に長く住む上で「本当に心地よく住めるか」を考えることも重要なポイントです。

1−3.家の性能

そして最後のこだわりポイントは耐震・断熱・省エネ・快適設備などの「家の性能」です。

特に耐震性能と断熱・省エネ性能はこだわりたいところです。

最近では地震が多く発生していることから特に木造住宅の耐震性について心配されている方も多いかと思います。

新築でしたら耐震基準をクリア出来るため、ある程度の地震を想定した設計が行い易いですが、それでもしっかりと意識しておくに越したことはないでしょう。

また、快適に過ごすためにも断熱や省エネも然りです。

「省エネ住宅」や「エコ住宅」という言葉も流行っています。これは家を断熱することによって冷暖房の使用を減らすことができる高断熱・高気密をベースとした住宅をいいます。

夏の暑さや冬の寒さをしのぐためには断熱を施すことが効果的ですよね。
床、壁、天井などに断熱材を入れることで熱の出入りを少なくできますので、冷暖房の熱を逃がさず電気代の節約につながります。

こうした耐震性や省エネを意識した住宅を建てる場合、自治体から補助金が出ることがありますので、ぜひそうした制度も活用することをおすすめします。

その他、キッチン・お風呂などの水回りの充実といった快適設備のほか、庭の緑やウッドデッキなど外の環境とのつながりを考える事で更なる生活の快適性を組み立てる事が可能です。

特にキッチンは料理をする方にとっては使いやすさがポイントなので、いろいろとこだわる方が多いですね。

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2.まとめ

住宅はほとんどの人が数十年住み続ける高価な買い物です。
そのため、後から多少の改修によって直せるとは言っても、折角新設したものですからなるべく手直ししたくありません。
従って初めの段階から希望したい「こだわり」をご相談なさる様にした方が良いでしょう。

ただしこだわり過ぎるといくらでもお金がかかってしまいます。
このため優先順位を整理する事もおすすめします。

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