プロが教えるキッチンの種類と選ぶポイントについて

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台所は毎日使う場所。より快適に使えるキッチンは、生活のリズムも住まい手の気持ちも楽にしてくれると言って良いかもしれません。

しかし、キッチンには様々な種類があり、一体どれが合っているのかわからない、と感じている人も多いのではないでしょうか?

なんとなくで選んでしまうと、実際に料理をするときに不便に感じたり、コストが高くついてしまったりしてしまったりと後で後悔することとなってしまいます。

そのようなことを防ぐため、ここではキッチンの種類と特徴について詳しく説明していきますので、キッチン選びの参考になれば幸いです。

1 キッチンの種類と特徴について

キッチンの種類は大きく分類して、「I型」「L型」「2列型」「アイランドタイプ」の4種類があります。以下では、それぞの特徴について説明していきます。

1−1  I型

II型は最もオーソドックスな形です。

1列のカウンターにシンクとコンロが並び、上部に吊り戸棚とレンジフードが配されるのが基本構成です。
納まりも含めてシンプルであり、このタイプが最も採用されていると言って良いでしょう。

対面型に当てはまり易く、リビングダイニングと広い間口で繋がるので、幅広い層に人気があります。

メリットは、人気があって沢山出まわる分、コストが安いこと。また、据え付け作業や配管・配線も簡便と言えます。

また、シンプルな構成は間取りレイアウト上収納棚もスッキリと配置し易いという効果にも繋がります。

このほかシンクとコンロが横並びのため目が届き易い点も挙げられます。

デメリットは、大きめのキッチンになるほどシンクとコンロの距離が遠くなるため、移動量が増えてしまうことです。

1−2 L型

L2L型は、90度に折れ曲がったカウンターの上に、はす向かいにシンクとコンロが配された構成です。

計画上のツボを押さえれば使い易いキッチンになります。

特徴はシンクとコンロの距離が短くなり、密度の高い作業時ほど動きやすいこと。

さらに、冷蔵庫の配置を上手く考慮出来れば、I型に比べて<食材の出し入れ>-<刻み>-<調理>といった動線を効率良くつくり出すことができ、動きやすい台所に仕立てることができます

この作業の動きに対応する、<冷蔵庫>、<シンク>、<コンロ>の位置関係を建築業界では「トライアングル」と呼び、キッチンの効率性を示す指標としています。

また、L型のコーナー部分は広いカウンター面積が確保されるため、作業や物を置くスペースとして重宝します。配置によっては対面型にも対応可能であり、間取りスペースが特殊な場合などに対応できるケースもあります。

デメリットとしてよく知られているのはコーナー部分の収納効率が悪いこと。
扉を設けにくく奥が深いため、手が入りにくい構造となっています。各キッチンメーカーも様々な手で効率化を競っていますが、決定的にコレ!というスタイルを編み出すのは難しい様です。

そういった苦労によって形や細部のディテールが複雑になり、ボリュームも大きくなりがちであるため、価格が割高になります。

また、収納面で効率良いレイアウトが取りにくい点もあります。

概ね台所の入口に対してコンロが奥になるケースが多いのですが、奥まったコンロと冷蔵庫、食器棚との関係性が意外と付けにくく、I型に比べて人の台所面積が広くなる傾向にあります。

1−3 2列型

22列型は、シンクユニットとコンロユニットが分離しており、互いに平行に並んだスタイルです。シンクで作業していて、振り向くと背面にコンロがあるというものです。

これを採用するケースは割と少ないのですが、考え方によっては効率良く作業することができるスタイルです。

メリットとして、レイアウトによってはL型以上に作業効率の高いトライアングルを形成する事ができることです

そして、シンクユニットにはシンク脇カウンター、コンロ脇にはコンロカウンターという具合にそれぞれ作業スペースが最低限設けられるため、食材や調理用具、食器を置くのに重宝します

デメリットは、各ユニットを合わせると普及サイズのI型キッチンに比べて大きくなり、コストが高めになります。トータルの長さが長い分、収納容積は大きいのですが、別途食器棚や家電スペースを確保する場合には更なるスペースを要します。家電をどちらかのユニットに載せるケースも多く、作業スペースが浸食されてしまいます。

この2列型も対面スタイルをとることが可能。シンクを対面にするか、コンロを対面にするか、どちらの場合もありますが、対面シンクの方がコスト的にはお得です。

対面コンロにすると、レンジフードを天井から吊り下げ、天井裏にダクトを通して排気を確保する必要が生じます。ただしIHヒーターを採用する場合、炎や余分な熱気が生じにくく天板もフラットになります。

スッキリするため、対面作業台的に用いる考え方も出来ます。振り返って作業するスタイルについては好き嫌いがあるかもしれませんのでよく確認するようにしてください。

1−4 アイランドタイプ

Islandアイランドタイプは、字のごとく、部屋の真ん中に島状にキッチンを配すタイプで、モダンなデザイナーズ住居などで人気のあるスタイルです。

見た目に新鮮で格好良く、空間が華やかになります。LDKを広々と一体的に使いたい人向けです。

沢山の人で調理と食事を楽しみたい場合も良いでしょう。
かなりのオープンスタイルで見通しも良いため、キッチンの整理整頓に気を使える人か、効率の高い収納スペースをしっかり設けられる住まいにおすすめです。

しかし、コストは最も高くなります。このタイプは、シンクもコンロも食洗機も島状に設けるタイプのほか、2列型とのミックスでシンクまたはコンロどちらかのユニットをアイランド化するタイプもあります。

さらに、類型としてペニンシュラ型というものがあります。
これはアイランド型のコンロ側が壁にくっついたタイプであり、レンジフードを壁付け出来るので排気がとりやすく、メンテナンスもしやすいという特徴があります。

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2 まとめ

コスト優先で空間効率良く納める場合は、I型が比較的おすすめです。

アイランドスタイルは現在使っている台所の様子を良く眺めた上で決めてください。

L型、2列型は住まい全体の間取りによってはバランスを崩すこともありますので、設計士と良く確認を取りながら進めるようにしまそう。特徴的なデメリットも、それを補う収納類や配置デザインがとれれば使いやすいものになります。

最近は調理を行なう男性も多くなりましたが、特に女性にとってキッチンは住まいづくりの要になるもの。ショールームなどで実機に触れ、整理整頓やお手入れのし易さも充分確認してどれにすべきかを決めましょう。

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