【床材選びの参考に】オークの持つ特徴について解説

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無垢の床材をどれにしようか検討する際に、ます第一候補として挙がるのがオークではないでしょうか。

オークのはっきりとした木目は重厚感があり、フローリングの合板にもオーク柄はよく使用されており、床材としての馴染みがあるのがオークだといえるでしょう。

では、オークとは実際どのような素材なのでしょうか?

今回は、オークの特徴についてご説明しますので、素材選びの参考にしてみてください。

1 オークとは

39f93fc86a2009be09831ee4ff5aadfd_sオークは、木材の一種を指す言葉です。

特定の種類の木から取れるもののことではなく、ブナ科コナラ属に属する種をすべてオークと呼びます。

オークという言葉が表す樹木は、あわせて数百種以上が知られ、亜熱帯から亜寒帯まで北半球に広く分布しています。

日本語では落葉樹のコナラ属はナラ(楢)、常緑樹のコナラ属はカシ(樫)と呼ばれますが、オークはその両方の意味を持ちます。ただし、基本的にはオークといえばナラ(ミズナラ)のことを指すようです。

古代ギリシアでは、「母なる木」と呼ばれ、神が作り出した木だとされていました。様々な神話にも聖なる木として登場し、神事にも頻繁に使用されました。

これは、オークが木材として人々の生活の中で重要な役割を果たしていたからでしょう。

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2 オークの特徴

昔からワイン樽やウィスキー樽の材料や、船舶の材料として使用されてきたオークは、他の樹種と比較して高い耐久性と耐水性を持ちます

また、価格は数ある樹種の中でも比較的リーズナブルであり、使用しやすい材料といえるでしょう。加工性も良いため、耐久性とのバランスも良いです。

素地は淡いグレーに近い色合いのため、様々な着色も行ないやすいです。
木目が落ち着いており、表面仕上げによってはシックな雰囲気を醸し出してくれるので、長い目で見て飽きがきません。

フローリングに使用する場合、どの無垢材にもいえますが、合板フローリングと比べて耐用年数に圧倒的な差があります。
合板フローリングの場合、床下環境にもよりますが、約15年~20年で湿気が原因の接着剤の劣化により、フカフカした感触になることが多く、張り替え、もしくは重ね張りをする必要が生じます。

無垢フローリングの場合は、初期費用こそかかるものの、適切な環境のもとで適度な手入れを行っていれば、半永久的に張替えなどの必要はありません。

オークに限って見た場合に特別なデメリットというのはありません
強いて言えば、耐久性が高い反面、柔軟性が低く、針葉樹の無垢材に比べて木材特有の柔らかさや暖かさは少ないということが挙げられます。

ただし、柔軟性を重視すると、傷がつきやすくなるというデメリットも生じるため、これは純粋なデメリットというよりは、特徴のひとつと捉えたほうがいいかもしれません。

また、オークと言われる括りの中でもナラ材は割とポピュラーであり、無垢でも合板でも使っている人が多いため、床材として使用すると「よく見るタイプの無垢の床材」と思われてしまうかもしれません。

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3 ナラとの違い

オークはナラと比較されがちで、何が違うのか分からない方も多いかと思います。

オークとナラは、実際のところは同じものです。厳密には、オークという総称の中にナラが含まれているという形になります。床材として流通しているオークはミズナラであることが多く、混同されてしまいがちです。

では、実際「ナラ材」「オーク材」と呼ばれる木材は何が違うのでしょうか。

ナラ材とオーク材は、主に産地の違いで分けられています。国産のミズナラやロシア産のミズナラから取れた木材は、ナラ材と呼ばれます。ロシア産のナラ材は目が詰まっていて、良質な木材になります。

その他の産地で取れたミズナラのことは、オーク材と呼ばれます。
近年流通量の増えたオーク材に、北米で採れるナラの仲間であるホワイトオーク材があります。

ナラ材とホワイトオーク材を比べると、見た目はほぼ一緒ですが、若干ホワイトオーク材の方が目が粗いという特徴があります。

これまで、日本の木材業界では、評価の高いロシア産のナラ材が多く使われてきましたが、ここ数年でロシアがナラの輸出を制限するようになったことや、ナラがワシントン条約の認定を受けたこと、関税が高くなったことなどで、輸出が制限されるようになりました。

そのため、日本国内でナラ材の供給量が減り、価格が高騰したため、代わりに注目されてきたのが、北米産のホワイトオーク材です。

北米産のホワイトオーク材は産出量が多いため、量の確保ができます。今後、ホワイトオーク材のシェアが日本内でも大きくなることが予測されます。

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4 まとめ

オークは、ブナ科コナラ属に属する樹木の総称ですが、基本的にミズナラのことをオークと呼びます。
しっかりとした耐久性・耐水性をもちながら比較的リーズナブルな価格であり、コストパフォーマンスに優れた樹種であり、その特徴から、日本では最も多く無垢の床材として使用されている木材です。

本記事を参考に、床材をどうされるか決めてみてはいかがでしょうか。

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